【2019年12月】航空搭乗記:エバー航空 成田→台北桃園

サービスに定評のある台湾の航空会社、エバー航空に乗って台北に行きました。航空格付け会社スカイトラックス社による「ワールド・エアライン・アワード2019」において、見事「ベストエコノミークラスケータリング」に輝いた自慢の機内食を含め、搭乗した時の様子を詳しくお伝えします。

フライトデータ

項目 フライト
航空会社 エバー航空(EVA Air)
便名 BR195
発地 成田国際空港(NRT)
着地 台北桃園国際空港(TPE)
機種 A330-300
機体記号 B-16339
出発時刻 予定20:20 実際20:33
到着時刻 予定23:25 実際0:02
所要時間 4時間29分
搭乗クラス エコノミー
座席番号 21A

はじめに

エバー航空(EVA Air)は台湾のフルサービスキャリアである。航空連合「スターアライアンス」(略称スタアラ)のメンバー。

台湾桃園国際空港をハブとし、2019年12月現在、日本には12空港(羽田、成田、関西、中部、福岡、新千歳、函館、青森、仙台、小松、松山、那覇)に就航する。

今回搭乗した成田-桃園線は、毎日運行(デイリー)で日3往復、他にANAとのコードシェア便が日1往復ある。

チェックイン

平日夕方の成田空港第1ターミナル。混雑する午前中の喧騒は無く、何となくまったりとした雰囲気だ。

成田第1ターミナル南ウイング

既にオンラインチェックインは済ませてあるが、荷物を預けるためにチェックインカウンターに向かう。出発案内モニターで確認すると、今回搭乗するBR195便は出発時刻が20:20から20:30に変更となっていた。

出発案内

ここ南ウイングは主にスタアラ加盟航空会社が陣取る。主役はもちろんANAで、我がエバー航空は”その他大勢”的な扱い。

カウンター案内板

エバー航空はIカウンター。出発約2時間前だが閑散としている。これが大陸中国行きの便なら大行列ができているであろう。

Iカウンター

スタアラゴールドメンバーの優先カウンターで荷物を預ける。わずか3分で終了した。過去最短ではなかろうか。

買い物を済ませ保安検査場に向かう。ここも特権を使いプライオリティレーンを使い出国までの所要時間は3分。

プライオリティレーン

出国後エリアに入った。時刻は18:53、搭乗開始時刻は20:05と案内されているのでまだ時間がある。とりあえずラウンジで空腹を満たしたい。

スタアラ便でスタアラゴールドメンバーが利用できるラウンジは3か所。最近は空いているUAラウンジを利用することが多いが、今回は充実のフードを求めてANAラウンジに入りたい。最初第5サテライトのラウンジに向かうが、搭乗便の出発時刻前に閉店してしまうとのことで第4サテライトのラウンジを案内された。”秘密の地下通路”のような連絡通路を通り移動。

第5→第4サテライトの連絡通路

やはり人気のANAラウンジは混雑していた。名物とんこつラーメンを頂く。

第4サテライトANAラウンジ
ラウンジのフード

搭乗

機内へ

20:00頃、指定された38番搭乗口に向かう。既に多くの乗客が搭乗開始を待っていた。ゲートの前には優先搭乗の案内が掲示されている。

38番ゲート

20:05、予定通り搭乗が開始された。搭乗の順番を示すゾーン番号が搭乗券に印字されていおり、その順番で案内される。最初は1番。これは優先搭乗の番号であろう。

搭乗開始
搭乗橋から

機種はワイドボディ機のエアバスA330-300。機体記号はB-16339。2017年導入で経年約2年半の比較的新しい機体である。Flightradar24のデータでは、東京線の他に上海、ソウル、シンガポールなどの短距離の路線に充当されている模様。

シート

エコノミーの座席配列は2-4-2の横8列。シートにはもちろん個人モニターが装備されている。

機内
シート

機内エンターテイメント用リモコンの横にUSB端子があり、スマホ等の充電が可能。未確認だが、シート下にはモバイル電源コンセントも設けられていると思われる。

シート背面

モニター画面は小さめのサイズでリモコンも古い有線タイプ。比較的若い機体にしてはシート自体もやや古さを感じる。

シートピッチはやや広め。膝頭から前席までの間も余裕があり、足を組んでも問題ない程度。

出発

客層は台湾人が多い様子。20:30、ほぼ満席になったところでドアクローズ。乗務員同士で念入りにクロスチェックが行われる。ドアが閉まってから動き出すまでの間に、台湾入国カードが配布された。

20:33出発。安全ビデオが放映される。なお、日本人乗務員が2名乗務しており、アナウンスは日本語でも行われる。

乗務員により安全チェックが念入りに行われる。しかるべき仕事が行われることで乗客にも安心感が生まれる。

機体は地上移動を行いA滑走路へと進む。この時間帯は離発着機も少ないためスムーズだ。

タキシング

20:47、A滑走路南側(RWY34L)から離陸。一旦停止しないローリングテイクオフ。

機内サービス

天気も穏やかで揺れも少ない快適なフライトだ。高度3万8千フィートの水平飛行に入ると機内食の配布が始まる。時刻は21:20。

乗務員がピンクのエプロンを着用する。濃緑の制服にピンク色はなかなか渋い組み合わせだ。なお、このエプロンは機内販売カタログに掲載されており、NTD1,050NTDで販売中。

機内食は鶏肉料理か卵チャーハンの2種類。今回はチャーハンを選択した。サーモンフレークが載っているチャーハンが美味。アペタイザーの豚肉もしっかり味がしみ込んでいて旨い。何より金属製のカトラリーがプライドを感じる。さすが第1位に選ばれるだけのクオリティだ。

機内食

食後のホットドリンクも頂く。手厚いドリンクサービスもうれしい。

到着

紀伊半島から四国、九州上空を通過し東シナ海に出る。高度4万フィートで南西方向に順調に飛行を続ける。日本最西端の与那国島から台湾島まではわずか200km、尖閣諸島からは330kmの距離。実は台湾到着直前まで日本の領土・領海上空を飛行することになる。

台湾時間22:43、着陸に向け降下開始。しばらくして機長から23:40到着予定のアナウンスがある。

RWY05Rに着陸

23:41、南西方向から大きく回り込んでRWY05Rに着陸。

20分程度の遅れで到着かと思ったが、地上移動中に停止してしまった。機長による状況説明のアナウンスがあり、空港混雑のためしばらく待機とのこと。

一旦停止

10分ほど停止して再び動き始めた。日付が変わって0:02、第1ターミナルB7スポットに到着した。本来は第2ターミナル到着であるが、混雑のため急遽変更となった。ただし入国審査及び荷物ピックアップは第2ターミナルなので長距離移動しなければならない。

第1ターミナル到着

感想

前述のように、スカイトラックス社による「ワールド・エアライン・アワード2019」で「ベストエコノミークラスケータリング」に選ばれ、総合評価でも第6位に入る、世界を代表するハイレベルなキャリアであるエバー航空。今回が3度目の搭乗であったが、チェックインから降機に至るまで、その質の高さを実感することができた。

今年7月、大規模なストライキがあったことが記憶に新しい。客室乗務員らが待遇改善を求めて実施したとの報道がなされている。

質の高いサービスはそれだけ働く側の負荷も大きいということ。その労働に見合った賃金を受け取っていないというのが彼らの言い分なのであろう。

運輸従事員はサービスの質以上に、安全確保の重大な責務がある。特に乗務員はその最前線に立っておりプレッシャーは計り知れない。

従事員の笑顔の裏には様々な苦悩があることを利用者も忘れてはならないと思う。

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エバー航空

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