【2019年3月】航空搭乗記:フィリピン航空 バンコク→セブ→成田

フィリピン航空でバンコクからセブ乗り継ぎ成田行に搭乗しました。フィリピン航空のサービスやマクタン・セブ国際空港での乗り継ぎの様子をお伝えします。

フライトデータ

項目 フライト1 フライト2
航空会社 フィリピン航空(Philippine Airlines) フィリピン航空(Philippine Airlines)
便名 PR739 PR434
発地 スワンナプーム国際空港(BKK) マクタン・セブ国際空港(CEB)
着地 マクタン・セブ国際空港(CEB) 成田国際空港(NRT)
機種 A321-200 A321-200
機体記号 RP-C9912 RP-C9907
出発時刻 予定1:30 実際1:38 予定8:00 実際7:39
到着時刻 予定6:15 実際6:34 予定13:25 実際13:10
所要時間 3時間56分 4時間31分
搭乗クラス エコノミー エコノミー
座席番号 68K 54J

チェックイン

夜10時過ぎ、バンコク・スワンナプーム国際空港の出発ロビーに入る。まずは人の多さに驚く。目指すフィリピン航空のチェックインカウンターはSカウンターだ。

出発ロビー

すでにこれから乗るセブ行きPR739便のチェックインが始まっていた。エコノミークラスのカウンターは長蛇の列。一方オンラインチェックイン荷物預けカウンターはガラガラ。

すぐにタブレット端末を取りだしWEB上でチェックインする。

チェックインカウンター

荷物は成田まで預けとなり、搭乗券もセブから成田までの乗り継ぎ便含め2枚発券となった。

すぐに保安検査・出国手続に向かう。それほど混雑していなかったので10分ほどで通過できた。

出国後エリア

エールフランス・KLMラウンジ

出発ゲートはコンコースFの”F1”、搭乗開始時刻の0:45までは、まだ2時間近くある。早速ラウンジに向かうことにする。

この空港、ラウンジ・アクセス・プログラム「Lounge KEY」で入室できるラウンジは多い。どこに入るか迷ってしまうが、コンコースFにある「エールフランス・KLMラウンジ」が一番近いのでここに決めた。

エールフランス・KLMラウンジ入口
落ち着いたラウンジ

航空連合「スカイチーム」の指定ラウンジとなっているが、この時間帯はフライトが少ないのか、それほど混雑はしていない。

フードコーナーは非常に充実していた。パンの種類がこれほど多いラウンジは初めてである。

フードコーナー

居心地の良いラウンジで至福の時間を過ごしたが、搭乗開始時刻が迫ってきたのでやむなく退室する。

F1ゲート

搭乗 BKK-CEB

0:48搭乗。機種は小型長胴のエアバスA321-200で、座席配列は3-3の6列、A320シリーズの標準である。

搭乗
エコノミークラスの座席

機体記号はRP-C9912。機齢4年半の比較的新しい機材だが、残念ながら機内エンターテイメントシステムは無い。

出発が5~10分遅れるとの機内アナウンスがあった。ドアが閉まり1:38出発。

タキシング

1:55、東滑走路の北側(RWY19R)から離陸。滑走路端で一旦停止するスタンディング・テイクオフであった。

機内はほぼ満席。乗客はほとんどが東南アジア系の人であるが、タイ人なのかフィリピン人なのかは、顔を見ただけではわからない。

離陸から10分もたたずにベルト着用サインが消えた。ほぼ真東に向かって順調に飛行する。

ほどなくして機内食の配布が始まったが、さきほどラウンジで食事をしたばかりなので今回はパスした。

機内が暗くなり、一眠りする。

翌朝、窓の日よけ(シェード)を上げると眼下にフィリピンの島々が望める。戦艦武蔵が沈むシブヤン海上空を南下する。

シブヤン島
パナイ島と付近の島々
ネグロス島

セブ島上空で左旋回し、マクタン・セブ国際空港にむけて着陸態勢に入る。

セブ島
マクタン島

6:30、滑走路南西側(RWY04)に着陸。6:34、13番スポットに到着。

13番スポットに到着

セブで乗り継ぎ

搭乗橋からターミナルに入ると、すぐに乗り継ぎ案内の係員がいた。”カンサイ、ナリタ”と連呼している。係員に成田行きの搭乗券を呈示する。

降機

ここから団体行動。成田行きへの乗り継ぎ客は約30人程度で、日本人が多い。

団体行動で移動
到着階から国際線乗り継ぎ場へ向かう

国際線乗り継ぎ専用のエレベーターで出発階に上がると、すぐに保安検査場がある。

乗り継ぎにかかった時間は15分程度。規模の小さな空港なので移動距離が短い。

このマクタン・セブ国際空港は、2018年7月に国際線新ターミナルが完成したばかり。木材を多用した斬新なデザインが目新しい。

免税店
コンコース

搭乗 CEB-NRT

成田行きPR434便は8:00出発だが、1時間前の7:00には早くも搭乗開始となった。最初の便が若干遅れたため、楽しみにしていたラウンジ訪問は残念ながらお預けとなってしまった。

搭乗ゲートは22B。ゲートの係員はとてもフレンドリー。明るく陽気なフィリピン人らしい。無愛想な中国の空港とは大違いだ。

22Bゲート
PR434機内

機種は最初の便と同じく、エアバスA321-200。同じく3-3の6列で機内エンタメは無い。

今回の席は窓側ではなく、乗務員席「ジャンプシート」の真横。すぐ隣に逆向きに乗務員が座る形になる。こんな席は初めてなので、変な感じで落ち着かない。

ジャンプシート

定刻より早い7:39出発。7:54、滑走路(RWY04)を北東に向かって離陸。

この便もほぼ満席だ。バンコクからの便とは違い日本人が多い。同じ日本線でもマニラ便はビジネスマンが多いが、こちらのセブ便は遊びに来た若い人が多い。

今回は機内食を頂く。魚料理を選択。なかなかうまい。フィリピン航空の機内食は低評価されることが多かったが、今まで自分が乗った中では外れはない。

機内食

13:01、成田空港B滑走路(RWY34R)に着陸。13:10、83番スポットに到着した。

感想

フィリピン航空はフィリピンを代表する航空会社(ナショナル・フラッグ・キャリア)として、日本をはじめ各国に国際線を就航させている。

過去、ビジネスクラス含め4回搭乗したことがあるが、フルサービスキャリアとしては運賃が安く、サービス水準もまずまずで、コストパフォーマンスの良い航空会社という印象がある。

同社の公式サイトでは、2018年2月にイギリスの航空評価会社「スカイトラックス」より4つ星評価を獲得したことが大きく宣伝されている。アジアで最も長い歴史を持つキャリアでありながら、1990年代に経営難に陥り、一時全便運行停止に陥ったこともあった。その後再生し、見事に復活を成し遂げた形だ。

今後の同社の更なる展開に期待したい。

関連リンク

フィリピン航空

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