日本のバス

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日本の鉄道

【2022年5月】上田電鉄別所線・上田市路線バスQRコード決済を体験

公共交通におけるキャッシュレス決済は、JR東日本の「Suica」に代表される交通系ICカードが主流となっていますが、システム導入・維持に莫大なコストがかかることから、地方ローカル鉄道・バス路線への普及が進まない状況にあります。一方、買い物などではQRコード決済が普及しており、公共交通の世界においても一部で導入が始まっています。上田市では、2020年10月から官民連携のもと、QR決済システムを活用した公共交通キャッシュレス化の実証実験が開始されました。本格的な変動運賃制での導入は全国で初の取り組みであるとのことです。当初はバスから、2021年5月20日からは上田電鉄別所線でサービスが開始となりま...
日本の船

【2020年9月】三河湾の離島 篠島・日間賀島を巡る旅(その2)

「名古屋から最も近い島」として知られる、三河湾に浮かぶ篠島(しのじま)と日間賀島(ひまかじま)。知多半島と渥美半島から高速船を使って気軽に日帰り離島の旅を楽しむことができます。今回、渥美半島側から両島を通り抜ける形で知多半島に向かいました。風景と海の幸を楽しみながら、鉄道、バス、船を乗り継いで行く旅の様子を詳しくお伝えします。旅行記(続き)篠島散策僅か30分足らずの航海ではあったが、船を降りて島に足を踏み入れると、何となく遠い外国の地に着いたような気がする。非日常感が増幅される離島の旅の醍醐味だ。この篠島は、三河湾に浮かぶ面積0.93㎢、周囲6.7kmの島。全域が愛知県知多郡南知多町に属する。...
日本の船

【2020年9月】三河湾の離島 篠島・日間賀島を巡る旅(その1)

「名古屋から最も近い島」として知られる、三河湾に浮かぶ篠島(しのじま)と日間賀島(ひまかじま)。知多半島と渥美半島から高速船を使って気軽に日帰り離島の旅を楽しむことができます。今回、渥美半島側から両島を通り抜ける形で知多半島に向かいました。風景と海の幸を楽しみながら、鉄道、バス、船を乗り継いで行く旅の様子を詳しくお伝えします。基本情報概要島へのアクセスは、知多半島中部の河和港または南部の師崎港、及び渥美半島西端部の伊良湖港から、それぞれ「名鉄海上観光船」が運航する高速船の航路がある。日間賀島には西港、東港の2港があり、便により経由する港が異なる。各港間の所要時間及び運賃は以下の通り。表1 高速...
日本のバス

【2020年2月】東京駅と成田空港を結ぶ格安バス「エアポートバス東京・成田」に乗車

2020年2月1日から運行開始となった、成田空港の新しいエアポートバス「エアポートバス東京・成田」に乗ってみました。東京駅・都心と成田空港の間を片道1,000円で運行する格安バスです。運行概要、各乗り場での乗り方についてご紹介していきます。また、成田空港から東京駅まで実際に利用したときの様子もお伝えします。(注意)本記事は2020年2月時点の情報です。コロナ渦により運行状況等は大きく変化しておりますので、ご利用の際は最新の情報をご確認下さい。基本情報概要「エアポートバス東京・成田」は、東京駅(一部便は銀座駅ほか発着)と成田空港(第1・2・3ターミナル)を結ぶ高速乗合バス路線。以前はライバル同士...
日本の船

【2019-10】交通革命「志摩MaaS」体験旅行記(その2)

2019年10月から11月まで、二か月間限定で実施されている「志摩MaaS(マース)」第1回目の実証実験。「その1」に引き続き、旅の様子をお伝えします。旅行記(続き)定期路線バスで大王埼灯台から御座港へ大王埼灯台から再び三重交通の定期路線バスに乗り、志摩半島(さきしま半島)の先端部、御座港を目指す。12:44、ほぼ時刻表通りに御座港行のバスが来た。御座港行バス乗客は筆者を含めて4名。筆者以外は地元の方と思われる。バスは旧大王町の中心部を通り、再び国道260号線に入る。左手に海が間近に見えてきた所で右折、船越の集落に入っていく。船越浜付近集落内は狭隘区間となっており、小型車との離合も大変だ。大型...
日本のバス

【2019-10】交通革命「志摩MaaS」体験旅行記(その1)

2019年10月から11月まで、二か月間限定で実施されている「志摩MaaS(マース)」第1回目の実証実験。10月最初の日曜日に、実際に利用して旅をしましたので、その様子を詳しくお伝えします。基本情報志摩MaaSとは「志摩MaaS」は、近鉄グループホールディングスと志摩市による新しい旅のスタイル。「志摩地域の近鉄の特急停車駅(鵜方駅・賢島駅)と周辺観光地を結ぶ、タクシー、バス、英虞湾舟運などの二次交通の利便性向上を図るとともに、新たな着地の観光体験やイベントを組み込んだ着地型旅行商品を造成し、志摩地域の観光地としての魅力向上を目指す。」と説明されている。この「MaaS」とは、”Mobility ...
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【2019年10月】列車とバスを乗り継いで、西美濃 谷汲山の旅

暑さが残る10月最初の土曜日、岐阜県西美濃、西国第三十三満願霊場「谷汲山華厳寺」に列車とバスを使って訪れました。従前の「揖斐川町コミュニティバス」(9月30日限り廃止)に代わり、2019年10月1日運行開始となった「揖斐川町ふれあいバス 」の様子についてお伝えするとともに、廃線久しい名鉄谷汲線の思い出を巡ります。基本情報概要谷汲山への玄関口となる鉄道駅は、樽見鉄道の谷汲口駅または養老鉄道の揖斐駅。ここからバスに乗り継ぐことになる。両駅からは、2019年10月1日運行開始の定期路線バス「揖斐川町ふれあいバス 」(土日祝日)またはデマンド交通「揖斐川町はなももバス」(平日)を利用する。土日祝日土日...
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【2019年9月】長野電鉄「ゆけむり」号で行く、湯田中・渋温泉の旅(その2)

長野電鉄で行く、北信濃の名湯、湯田中温泉と渋温泉を巡る旅です。湯田中駅に隣接する日帰り温泉施設「楓の湯」と、風情ある渋温泉の様子をお伝えします。旅行記(続き)湯田中駅の様子湯田中駅は、長野電鉄山の内線(現長野線)の終着駅として1927年(昭和2年)に開業。湯田中・渋温泉郷と国際観光地「志賀高原」の玄関口として古くから賑わってきた。ホームでは、”スノーモンキー”で知られる地獄谷野猿公苑の猿のパネルが乗客を出迎えてくれる。地獄谷野猿公苑のパネル現駅舎は1955年に建てられた。木造だがモダンなファサードが目を引く。駅舎の左隣には、長電バス湯田中営業所が併設されている。駅前広場にはタクシーの営業所があ...
日本の鉄道

【2019年9月】列車とバスを乗り継いで、群馬の名湯 草津温泉の旅

列車とバスを乗り継いで温泉へ。昔ながらの旅のスタイルで今も活気付く、「にっぽんの温泉100選」ランキング1位、群馬県の草津温泉に行ってみました。気になる乗り継ぎの様子と、不動の人気を誇るその魅力を探ってみたいと思います。基本情報日本を代表する温泉場、草津温泉。年間約300万人もの観光客が訪れ、観光経済新聞社「にっぽんの温泉100選」ランキングにおいて16年連続で1位に輝いている。公共交通でのアクセスは、吾妻線長野原草津口駅で列車から路線バスに乗り継ぐ方法が代表的である。同駅へは上野駅から平日2往復、土休日3往復の直通特急列車が運転されている。長野原草津口駅から草津温泉バスターミナルまでの区間は...
日本のバス

【2019年8月】専用道のある路線バス、JRバス白棚線の旅

福島県中部、通称「中通り」の南部を走る、JRバス白棚線。廃線となった鉄道線路敷をバス専用道に転用していることで知られています。今回は、新白河駅から水郡線との接続駅、磐城棚倉駅まで、実際に乗ってみました。更に、磐城棚倉駅で水郡線に乗り換えて郡山まで向かいました。BRTのルーツともいえる「鉄道的バス」の様子を詳しくお伝えします。基本情報概要白棚線は、棚倉町祖父岡から磐城棚倉駅を経由し白河駅を結ぶ、ジェイアールバス関東のバス路線である。1944年(昭和19年)までは、国鉄白棚線として鉄路が走っていたが、太平洋戦争の激化に伴い、”不要不急路線”とされ資材供出の目的で鉄路は廃止されてしまった。戦後10年...
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