中国国際航空(エアチャイナ)でバンコクに向かいました。中部国際空港の「サクララウンジ」の様子もお伝えします。
フライトデータ
項目 | データ |
---|---|
航空会社 | 中国国際航空(Air China) |
便名 | CA160 |
発地 | 中部国際空港(NGO) |
着地 | 北京首都国際空港(PEK) |
機種 | B737-800 |
機体記号 | B-5175 |
出発時刻 | 予定8:45 実際8:39 |
到着時刻 | 予定11:05 実際11:09 |
所要時間 | 3時間30分 |
搭乗クラス | エコノミー |
座席番号 | 13L |
はじめに
私にとって「空港ラウンジ」という場所は、”選ばれし者”のみが立ち入ることを許される、いわゆる聖域であった。そんな場所にあこがれて、数年前に”修行”を行い、念願かなってANAの上級会員・スターアライアンスゴールドメンバーになることができた(これは俗に「SFC修行」と呼ばれる)。
今や当たり前にANA・スタアラ系のラウンジを利用する自分にとって、JALの「サクララウンジ」は今だ聖域のままであった。ANAのステータスはJALには通用しない、当たり前のようにずっと思い込んでいたが、それが通用する場所と方法があることを知り、それを実現すべく今回の旅を計画した。
チェックイン
朝の中部国際空港。ここから旅立つのは約12年振りである。出発ロビーに朝陽が差し込む。快晴のフライト日和だ。
出発まで2時間以上あるが、すでにチェックインは開始されていた。エコノミークラスカウンターの長蛇の列が目に入る。今回乗る中国国際航空は、ANAと同じ航空連合「スターアライアンス」に所属。ここはゴールドメンバーの特権を使い、ビジネスクラスのカウンターでチェックインする。
今回の旅、目的地はタイ、バンコクであるが、往路は北京経由で復路はセブ経由のフィリピン航空、それぞれ片道航空券となった。チェックインの際、復路の航空券の呈示を求められた。復路便名の登録が必要とのこと。
無事チェックインが完了し、すぐに保安検査場・出国審査に向かう。平日早朝なので、さほど混雑はしていない。
サクララウンジ
早速、お目当てのJAL「サクララウンジ」へと向かう。制限エリア内には、ANA等の指定ラウンジである「スターアライアンスラウンジ」もあるが、中国国際航空はスタアラ所属でありながら、なぜか指定ラウンジはJAL。空港地上支援業務をJALと同じ企業に委託している関係なのかもしれない。ラウンジ招待券には”NH*G”と記載があった。
ラウンジ営業開始時間の7:00ちょうどに入室、今日最初の客となった。無人のラウンジに潜入する。朝食として、噂の”JALカレー”を頂く。
40分ほど滞在。退室する時にはほぼ満席となっていた。まだ搭乗開始まで少し時間があるので、ついでにスタアララウンジにも寄ってみる。当然入室権利はあるのだが今回フライトの指定ラウンジではないので、受付でラウンジカードの呈示を求められた。
搭乗
さて、8:10搭乗開始時刻となったので21番ゲートへと進む。8:15搭乗。
機種はボーイング737-800。機体記号はB-5175。機齢12年のベテランだ。エコノミークラスの配列は3-3の6列で、シートはやや年季が入っている。当然機内エンターテイメントは無い。事前の座席指定ではもっと後方の席であったが、チェックイン時に前方の席に変更してもらえた。
機内誌は「中国民航」。分割前のかつてのキャリア名を引き継いでいるのか。東方航空や南方航空など、ライバル会社の記事も掲載されている。
8:39出発。8:50滑走路南側(RWY36)から一旦停止せずそのまま離陸(ローリングテイクオフ)。木曽三川を眼下に望み、西に向かう。天気が良いので窓側が当たり。しばし機窓を楽しむ。
搭乗率は8割程度といったところか。中国人旅行客が多いが、出張ビジネスマン風の日本人の姿も散見される。機内アナウンスは中国語と英語のみで、日本人の客室乗務員は乗務していない模様。
先日訪れたばかりの丹後半島が見えた。バスで何時間もかかった道のりも、上空から見るとあっけないものである。
9:30頃からドリンクサービス、続いて機内食の配布が開始された。客室乗務員が愛想よく接客してくれる。中国国際航空に搭乗したのは約4年半振りであるが、サービスについては特に悪い印象は無い。今回はラウンジで食事したばかりなので機内食はお断りしたが、ヨーグルトだけでもいかが?、と薦めてくれたのは好印象であった。
中国大陸上空に入り、高度を下げていく。11:03 RWY01に着陸。ほぼ定刻の11:09、502番スポットに到着した。
降機後ターミナルに入ると、すぐに案内係が立っていた。これからバンコク行きの便に乗り継ぐので、係員から搭乗口を教えてもらう。北京での国際線乗り継ぎは初体験。混雑がひどいという情報も耳にしているので、先を急ぐことにする。
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