中国東方航空ビジネスクラス初体験。今回は上海乗り継ぎでバンコクに向かいました。最初の搭乗区間である羽田→上海は180度フルフラットの777です。
なお搭乗時の動画はYouTubeにアップしておりますのであわせてご覧ください。
項目 | フライト | 航空会社 | 中国東方航空(China Eastern Airlines) | 便名 | MU576 | 発地 | 東京国際空港(HND) | 着地 | 上海浦東国際空港(PVG) | 機種 | B777-300(ER) | 機体記号 | B-2022 | 出発時刻 | 予定8:40 実際8:41 | 到着時刻 | 予定10:50 実際11:09 | 所要時間 | 3時間28分 | 搭乗クラス | ビジネス | 座席番号 | 11L |
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チェックイン
羽田空港近くのホテルに前泊し、早朝の第3ターミナルに到着。まだ6時前だというのに3階の出発ロビーには大勢の搭乗客が行き交っている。
さて、出発時刻3時間前を過ぎているので、既にチェックインは始まっているはず。案内表示板でチェックインカウンターの場所を見ると「S」と表示されている。
はて、出発ロビー内を見渡しても「S」という表示は無い。どこだどこだと探し回っていると、表示板の右下に小さな看板が。。。
すぐに1階に降りると、グニャグニャと幾重にもベルトパーテーションが張られたカウンターを発見。長蛇の列ができているのかと思ったら、拍子抜けするくらいガラガラであった。
赤い表示の優先カウンター前で順番を待っていると、エコノミーカウンターの係員から声がかかった。エコノミー側も空いているのでどちらに並んでも大差ない感じである。
ここで上海→バンコク便の搭乗券も発券、預け荷物もスルーバゲージとのこと。面倒くさい上海での中国入国は不要のようだ。無事チェックインが完了し、再び3階に向かう。
保安検査、出国手続きもスムーズに終了。早速ビジネスクラス利用時のお楽しみの一つ、ラウンジに向かう。指定ラウンジはJAL「サクララウンジ」だ。
ラウンジ
羽田T3のサクララウンジは今回初体験。黒が基調のシックなデザインの入口が高級感を醸している。なお、ここ4階のラウンジの他に、5階にも「サクララウンジ スカイビュー」があるが、こちらは7時からの営業。
店内は広いが満席に近いほど混雑していた。大きな窓からは滑走路を見渡すことができる。時刻は6時半、ようやく東の空が白み始めてきたところだ。
フードコーナーの「ザ・ダイニング」にはホットミール他多種類の料理が並んでいる。これから機内食も頂くため食べすぎには注意したいが、まずは名物のJAL特製オリジナルビーフカレーを食べてみたい。
ゴロっと牛肉が入った濃厚な味のカレーだ。ANAラウンジのチキンカレーよりもこちらの方が個人的には好み。
お酒のコーナーも充実している。
店内は木目調の温かみのある空間。”モダンジャパニーズ”がコンセプトだそうだ。
搭乗
搭乗開始予定時刻の7:55が迫ってきたため、搭乗口の144番ゲートへと向かう。窓の外にはこれから搭乗する巨大な777の姿が見える。機体記号はB-2022、2015年に導入された中国東方航空生え抜きの機体だ。
ほぼ予定通りの7:58に搭乗開始となった。遅延が心配であったがスケジュール通りのフライトが期待できる。
最前方にはファーストクラス、その後ろから機体中央付近まではビジネスクラスとなっている。ビジネスクラスは1-2-1のシート配列で、シートがV字型に斜め配置される、いわゆる「ヘリンボーン配列」である。
サイドテーブルは広くて使いやすい。ラックにはペットボトルの水が1本だけ入っていた。
ヘリンボーン配列の構造上、どうしても先細りの形となってしまう。前方にあるオットマンもやや狭い感じ。
足元通路側にはマガジンラックがあり、東方航空の機内誌が入っていた。近年は紙の機内誌も少なくなってきているので貴重だ。
足元奥側のラックにはロゴマーク入りのスリッパが用意されている。これは記念に持ち帰ってもよさそうだ。
着席すると、早速CAさんがやってきて、おしぼりとウェルカムドリンクのサービス受ける。
次に機内食のオーダー。中華と洋食から選択となり、今回は洋食をチョイスした。ドリンクのメニューもあり、アルコールからソフトドリンクまで一通りそろっている。
8:41、ほぼ定刻にプッシュバック開始。モニターには安全ビデオが上映されていた。ビジネスクラスの搭乗率は低く、1~2割程度といった所か。後方席はガラガラであった。
RWY05から離陸。東京湾上でぐるっと旋回し、眼下に先ほど飛び立った羽田空港や東京都心のビル群を眺めながら、目的地の上海に向けて西に針路を取る。
機内食
安定飛行に入ると、まずはドリンクと菓子がサーブされる。菓子はミックスナッツとドライフルーツで中々おいしい。
しばらくして機内食がサーブされた。かなりボリュームのあるアメリカンブレックファーストだ。味も上々。
CAさんがドリンクのお代わりを勧めてくれる。中国系のキャリアは全般的にサービス水準に難があるという意見もあるが、特に他国のキャリアに比べ遜色があるとは思えなかった。
食後に機内エンターテインメントシステムをいじってみる。ビデオ、音楽、ゲームのメニューがあるが、なぜかゲームは正常に起動しなかった。ビデオは洋画や中国映画が中心で、邦画は無い模様。
到着
3時間半のフライトもあっという間に終盤へ。
海側の滑走路、RWY34Rに着陸。11:09、ターミナル1の22番スポットに到着した。
心配していた大きな遅延も無く、概ね順調なフライトであった。
(上海→バンコク便に続く)
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