【2020年1月】航空搭乗記:深圳航空 ハノイ→深圳→上海虹橋

ベトナム航空からの帰路、深圳航空乗り継ぎ便でハノイから上海虹橋に向かいました。ハノイを未明に出発する深夜便です。深圳宝安国際空港での乗り継ぎの様子を含めて詳しくお伝えします。

また、宝安空港の豪華な深圳航空ラウンジについてもご紹介します。

フライトデータ

項目 フライト1 フライト2
航空会社 深圳航空(Shenzhen Airlines)
便名 ZH9088 ZH9503
発地 ノイバイ国際空港(HAN) 深圳宝安国際空港(SZX)
着地 深圳宝安国際空港(SZX) 上海虹橋国際空港(SHA)
機種 A320-200 A330-300
機体記号 B-1602 B-8865
出発時刻 予定3:30 実際3:18 予定9:10 実際8:59
到着時刻 予定6:10 実際5:41 予定11:30 実際11:08
所要時間 1時間23分 2時間09分
搭乗クラス エコノミー エコノミー
座席番号 7A 33A

はじめに

深圳航空は、中国広東省の深圳に本拠地を置く中国国際航空の子会社。航空連合「スターアライアンス」(略称”スタアラ”)に加盟するフルサービスキャリアである。

ハブ空港の深圳宝安国際空港から東南アジアの各国に路線がある。ベトナム路線は今回搭乗したハノイ線のみ。

ハノイ-深圳線は1便/日の運航。中国国際航空とのコードシェア便となっている。

また、乗り継ぎ便である深圳-上海虹橋線は同社の主要国内路線の一つで、5便/日の運航。こちらも全便中国国際航空とのコードシェア便となっている。

(以上、2020年1月現在。新型コロナウイルスの影響が広がる前の状況。)

深圳航空

チェックイン

ハノイ駅から86系統のバスでターミナル2に到着。団体客であろうか、ターミナルの入口は人だかりができており随分と騒がしい。

ノイバイ空港ターミナル2
出発ロビー

時刻はまだ22時をすこし回ったところ。これから搭乗するZH9088便は3:30出発なので、まだ5時間以上時間がある。出発案内ボードには出発順に各便の情報が表示されているが、2回くらい画面が切り替わってからやっと登場してくる。

出発案内ボード

チェックインカウンターはB08-B11との表示。まだ早すぎるかなと思いつつとりあえず向かってみるが、案の定1つ前の便が絶賛手続き中であった。

ベトジェットエアの手続き中

さすがにまだ並ぶわけにはいかないので、とりあえず腹ごしらえする。

エスカレーターで4階に上がるとレストラン街がある。6店舗あるが時間帯が遅いのでそれほど混んではいない。

ベトナム料理店でハノイ名物”ブンチャー”(ハノイ式つけ麺)を頂く。甘酸っぱいつけダレで頂く麺と揚げ春巻きが絶妙なコンビで、癖になる旨さ。

ブンチャーと揚げ春巻き

食事後、まだまだ時間があるので散歩しがてらバス乗り場などを確認。それほど大きなターミナルではないのですぐに回り尽くしてしまう。

ようやく時間を潰し先ほどのカウンターに戻ると、係員がチェックイン開始の準備を行っていた。出発3時間前の0:30から手続き開始とのことだ。

チェックインカウンター

エコノミーの列に数人が並んでいた。スターアライアンスゴールドメンバーは「貴賓会員」と書かれた優先カウンターが使えるのでそこに並ぶ。

優先カウンター

少し遅れて0:38チェックイン開始。2分で手続き終了。すぐに保安検査場に向かう。

保安検査場入口

この時間帯はガラガラ。5分とかからずに出国審査が終わり出国後(制限)エリアに入ることができた。

免税店が並ぶ制限エリア

このターミナルにはラウンジが3か所あり、入口には利用可能な航空会社のマークが掲出されているが、深圳航空のマークがどこにもない。SFCラウンジカードを呈示するもすべて入室を断られてしまった。チェックイン時にちゃんとSFCを呈示していればどこかのインビテーションが貰えたのであろうが、既に出国してしまったのでどうしようもない。

仕方が無いので、ラウンジプログラム「ラウンジ・キー」で入室できる「SONG HONG BUSINESS LOUNGE」に入った。

SONG HONG BUSINESS LOUNGE

ここは2時で営業終了。搭乗開始まで搭乗ゲート前のベンチで仮眠する。

深圳行き搭乗

機内へ

2:45搭乗開始。優先搭乗で一番乗りだ。既に極度の睡眠欲に襲われ一刻も早く機内で眠りにつきたい状況。

33番ゲート
搭乗

機種はエアバスA320-200、機体記号はB-1602。経年5年の機体だ。エコノミーのシート配列はオーソドックスな3-3の横6列。個人モニターは装備されていない。

シート
機内の様子
出発前の様子

出発前に機内食が配布される。本格的な食事ではなく紙袋に水とカップケーキが入った非常に簡易的なもの。フルサービスキャリアの国際線とはいえ、1時間半程度の短距離フライトなのでこんなものだろう。

機内食

出発~到着

3:18出発。北側滑走路を東に向けて(RWY11L)離陸。一旦停止しないローリングテイクオフ。

搭乗率は8割程度か。やはり中国人とベトナム人が多い。

飛び立ってからは睡魔に襲われほとんど記憶が無い。気が付けば着陸態勢に入っていた。

RWY33にアプローチ

宝安国際空港の東側滑走路(RWY33)に南からアプローチ。中国時間5:37に着陸。

5:41、302番スポットに到着した。

深圳空港で国内線に乗り継ぎ

さて、ここで国内線への乗り継ぎとなる。”Transfer”の案内サインに従って移動するが、まずは中国の入国審査を受けなければならない。

入国審査場へ向かう

イミグレーションは入国審査を受ける外国人で大混雑状態。こんなに朝早い時間に深圳で入国する人が多いとは予想外。なぜか日本人も多い。

30分以上かかりようやく中国に入国。国内線乗り継ぎ専用通路に入る。通路入口で搭乗券の確認。既にハノイで上海行ZH9503便の搭乗券は発券されている。

国内線乗り継ぎ通路

エスカレーターで2階に上がると待合スペースがあった。ここでしばらく足止めとなる。

預け荷物は上海までスルーなので深圳で受け取る必要はないのだが、預け荷物の検査で引っかかるとここで呼び出しを喰らうようだ。

乗り継ぎ待合所

20分ほど待たされてゲートが開いた。保安検査を通過し、国内線搭乗エリアへと進む。

国内線搭乗エリアへ
閑散とした国内線エリア

時刻は7:00。まだ早い時間帯なので閑散としている。出発案内ボードを見ると、中国各地へ向かう便が頻発している様子が分かる。

出発案内ボード

深圳航空ラウンジの様子

ZH9503便は8:30搭乗開始。お楽しみの深圳航空ラウンジでゆっくり休むことにする。

ラウンジ案内看板

”VIP”マークが輝くラウンジの案内看板があった。ラウンジの名称は無錫空港と同じ「尊鵬閣」。どの空港もこの名前で統一されている様子。

ラウンジ入口
通路

受付カウンターで搭乗券とSFCラウンジカードを呈示する。ここで搭乗券に「NH*G」と手書きされ、入室許可を頂いた。

自動改札機に搭乗券をかざし入室する。まるで搭乗口のようだ。

自動改札機

内装は中国らしい派手な造り。中国は国内線ラウンジであってもフード類が非常に充実している。

室内の様子

充実のフード類

スマホ等モバイル機器の充電も可能。軽く朝食を頂いた後、ゆったりとしたソファで少し仮眠を取る。

搭乗開始時刻の8:30になったので退室。居心地の良いラウンジだが、残念ながらずっとここにいるわけにもいかない。

上海虹橋行き搭乗

機内へ

21番ゲートに向かう。それにしてもこのターミナル、複雑に波を打つ天井が非常に特徴的。よくある紙製の緩衝材の中にいるような雰囲気。

21番ゲートに向かう

既に搭乗が開始されていた。早速機内へ。

機種はエアバスA330-300。機体記号はB-8865で経年2年半の比較的新しい機体。いままで搭乗した深圳航空便はいずれも単通路の小型機であったが、ワイドボディの大型機は初めて。

シート

エコノミーシートは2-4-2の横8列。個人モニターが装備されている。もちろんモバイル電源も完備。

機内の様子
シート
個人モニター
座席下の電源

シートピッチも狭くはない。中長距離の国際線もそれほど苦にならないであろう。

シートピッチ

搭乗率は6割程度か。4列席の中間はほぼ空いている様子。

出発

定刻より10分以上早い8:59に出発。9:17、東側の滑走路を北に向けて(RWY33)離陸。一旦停止するスタンディングテイクオフだ。

321番スポット出発
離陸

機内サービス

9:40頃からドリンクサービスが開始された。続いて機内食の配付。深圳航空おなじみのイラスト入りパッケージは新年バージョン。

ドリンクサービス
機内食
中身はおやつ

機内エンターテイメントシステムは日本語で操作可能。映画やテレビが視聴できるが、タイトルはそれほど多くは無い。

福建省内陸部上空を北東方向に向け順調に飛行する。このあたりは構造運動の影響を受けた中低山地帯で、北東から南西方向に山と谷が連なる。世界遺産の武夷山が有名。

福建省南平市付近

到着

浙江省上空に入り下降開始。上海は雨模様。視界が悪い中、平行滑走路の東側に南から(RWY36R)アプローチ。

RWY36Rに進入

10:53着陸。混雑のためか誘導路で一旦停止する。

11:08、256番スポットに到着した。

256番スポット到着

感想

深圳航空の主力A320とエース格のA330との乗り比べとなった。2020年1月現在、A330は僅か6機のみの少数派だが、やはり個人モニターなど設備が充実しているこちらに軍配が上がる。

運用を調べてみると、A330は長距離のロンドン線や乗客の多い国内幹線に優先的に充当されている模様。まれに成田線に投入されることもあるので、当たったらラッキーだろう。

いずれも機内食は簡素であったが、飛行時間を考えれば妥当である。出発前に機内食が配られるというパターンは初めての経験であったので驚いた。

同社のハブ空港となっている深圳宝安国際空港、現在の旅客ターミナルは2013年に完成したもの。巨大ではあるがシンプルな構造なので分かりやすい。航空写真を見るとまさに飛行機の様な形をしている。

地下鉄の他に国鉄も乗り入れ、アクセスも充実しつつある。新ターミナルの建設も計画されており、今後はアジア有数のハブ空港として成長していくことであろう。

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