【2021年7月】宿泊記:札幌グランドホテル(別館スタンダードツイン)

北海道を代表する名門ホテル「札幌グランドホテル」に宿泊しました。今回は「別館 スタンダードツイン」を利用。客室の様子や評判の朝食など、詳しくお伝えします。

イントロダクション

北海道初の本格的様式ホテルとして1934年に開業、歴史と伝統に培われた”おもてなし”のホテルとして、北海道・札幌を訪れる人々に親しまれている。

札幌市中心部を南北に走るメインストリート、札幌駅前通沿いに位置し「赤レンガ庁舎」で知られる北海道庁旧本庁舎の至近という堂々としたロケーションで、北海道の歴史を担ってきたホテルと言っても過言ではない。

名称看板

札幌駅から徒歩圏内にあり、繁華街の大通、すすきのにも近く利便性は非常に高い。地図で見ると良くわかるが、正に札幌の”ど真ん中”に位置し、観光・ビジネスの拠点としては申し分無い立地だ。

名称 札幌グランドホテル
Sapporo Grand Hotel
所在地 北海道札幌市中央区北1条西4丁目2番地
電話番号 011-261-3311
客室数 494室

ホテル公式サイト

エントランス・ロビー

建物は本館、東館、別館の3棟に分かれている。メインエントランスは本館1階、道庁に近い北2条通り側にある。格調高い立派な車寄せで、タクシーも常駐している。

メインエントランス

東館(駅前通り側)、別館(北1条通り側)にもエントランスがある。こちらはやや簡素で、レストランやテナントショップの入口といった雰囲気。

駅前通り側エントランス

なお、札幌駅または地下鉄大通駅から徒歩で行く場合は、札幌駅前通地下歩行空間(地下道)8番口付近からホテル地下に直接入ることができて便利だ。

インフォメーション

本館1階にあるメインロビーは広々として落ち着いた雰囲気。レトロチックな外観に比べ、現代的なイメージだ。レセプションは左斜め前方にあり、ベルスタッフが案内してくれる。

ロビー・レセプション
生花

チェックイン

チェックインはスムーズに完了。ベルスタッフがエレベーターホールまで案内してくれる。

今回宿泊する別館は1階の連絡通路で本館と繋がっている。途中にホテルの歴史などを紹介する展示スペース兼ビジネスセンターがあり、書棚には関連書籍がずらりと並んでいる。宿泊客はベルカウンターに申し出ることで借りて読むことが可能。

別館への通路
展示スペース兼ビジネスセンター

アサインされた客室は7階の2718号室。この別館は3棟の中でも最も新しく比較的カジュアルな位置付けであるが、エレベーターホールや廊下は格式を感じる落ち着いた内装だ。

別館7階エレベーターホール
廊下

カギは昔ながらの金属キーで、革製のキーホルダーには当ホテルのシンボル「八稜星」が刻印されている。このシンボルはホテルの至る所にデザインされており、北海道開拓使の象徴、北極星をモチーフにしたものだそうだ。

キー

客室

別館スタンダードツインは、客室面積21㎡で110×200cmのベッドが2台設置されている。ツインルームとしてはやや手狭であるが、オーソドックスで落ち着いたデザインの内装は心が休まる。

客室
サイドボードテーブル

ベッドはシモンズ製。ピローは2種類。ベッド上にホテルロゴ入りの部屋着が備えられており、これはオリジナルリネングッズとして購入することも可能。

寝具
オリジナルリネン案内

空調は個別式なのがポイント高い。寒い冬対策のためか吹き出し口は窓際にある。また、空気清浄機も備えられている。

空調

電源はサイドボードテーブル上とベッドサイドテーブルにある。枕元でスマホの充電ができて便利だ。

ベッドサイドテーブル

室内では無料のWi-Fiが利用可能。また、有線LANポートがサイドボードテーブル上にあり、LANケーブルは引き出しの中に収納されている。

冷蔵庫はサイドボード内にある。コロナ対策のためかミニ・バーは省略されているが、飲み物やおつまみは客室係に電話すると届けてくれる。なお、テーブル上にあるミネラルウォーターは無料。

バスルームは3点ユニット式でやや狭い。下の写真では薄汚れているように見えるが、きちんと清掃されており清潔だ。3種類あるタオルはホテルロゴ入りで、バスタオルとフェイスタオルはグッズとして販売されている。

バスルーム
タオル

バスアメニティは補充式の大きなボトル。シャンプー、コンディショナー、ボディソープいずれもポーラの「カラハリ」。

バスアメニティ

その他のアメニティは、歯ブラシ、ヘアブラシ、髭剃りなど一通りそろっているが、ホテルロゴは入っていない。ドライヤーはパナソニックの可搬式。

その他アメニティ

ステーショナリーはA4サイズの便せんと封筒、ポストカードが備えられている。

ステーショナリー

その他のサービスとして、ルームサービス、ランドリーサービス、備品貸出などのサービスがある。

バー

寝る前に一杯だけ頂くために、別館通路の途中にあるラウンジ&バー「オールドサルーン1934」に入店してみる。店名になっている数字は当ホテルの開業年で、1930年代のアメリカ東海岸のスタイルを再現したとのこと。

「オールドサルーン1934」入口

一人なのでカウンターに案内される。通常は23時がラストオーダーであるが、感染症対策のため20時ラストオーダーとなっていた。ビール党にとっては外すことができない、樽出しの「サッポロクラシック」をオーダーする。

サッポロクラシックを頂く

店内は程よい混み具合。ライトアップされたボトル群が壮観だ。JAZZの生演奏を愉しむことができるが、遅い時間であったため残念ながら終了していた。バーテンダーの所作を眺めながらゆっくりと時間を過ごす。

店内の様子

朝食

翌朝、お楽しみの朝食を頂く。札幌市内ホテル”朝食ランキング”で常に上位にランクインする人気の洋食ブッフェだ(和定食も選択可)。会場は東館1階の「ノーザンテラスダイナー」で、営業時間は6:30から10:00までとなっている。なお、感染症対策のためしばらく中止されていたブッフェ営業は2021年7月5日より再開されている。

朝食会場「ノーザンテラスダイナー」
朝食案内
朝食券

消毒など感染対策は徹底されており、料理を取りに行く際はマスク及び使い捨て手袋の着用が求められている。セットメニューも良いが、やはり好きなものを好きな時に食べられるブッフェの魅力には代えがたい。

メニューは当然洋食中心だが、北海道各地の郷土料理も提供されている。また、缶詰のギフト商品にもなっている名物のコーンスープはすこぶる美味。

主な料理は次の通り。

卵料理、ソーセージ、ベーコン、サラダ、コーン・コンソメスープ、自家製パン、とうもろこしのフレンチトースト、郷土料理(松前三平汁、釧路ザンタレなど)、ホテル名物チキンカレー、飲み物、フルーツ、デザートなど

充実の朝食ブッフェ

さすが”評判の朝食”だけあって、どの料理も美味しい。缶詰としてギフト商品の定番となっているホテル特製スープはおすすめだ。

この「ノーザンテラスダイナー」は、気軽にカフェからランチ、本格フレンチのディナーも楽しめるオールデイダイニング。名前の由来は「食の宝庫北海道に誕生した(ノーザン) 、オープンエアーの食空間のテラス席がある(テラス) 、気軽に多彩なメニューが楽しめるレストラン(ダイナー) 」を表しているとのこと。駅前通りに面した明るく開放的な雰囲気のレストランで、伝統の技と味を受け継ぎながらもスタイリッシュに進化したホテルの新しい”顔”である。

周辺散策

朝食後、チェックアウトまで時間があるので、ホテルから徒歩3分の場所にある北海道庁旧本庁舎(1888年築)まで散歩に出かける。「赤レンガ庁舎」の愛称で親しまれるアメリカ風ネオ・バロック様式の建築で、北海道を象徴する建造物の一つである。正面から眺めると、右後方に新庁舎、左後方に道警本部ビルを従え、北海道の歴史を支えてきた風格がにじみ出ている。

北海道庁赤れんが庁舎

感想

今回はリーズナブルでカジュアルな別館スタンダードクラスの利用であったが、伝統と格式を重んじる”一流ホテル”でのステイを堪能することができた。しかし、このホテルの真骨頂を感じるならば、やはりアッパークラスの客室であろう。特に本館は伝統を重んじたクラシカルな内装で、1階のエレベーターホールに足を踏み入れただけでもその雰囲気を楽しむことができる。1966年築から半世紀が過ぎ、老朽化のため建て替えの噂もあるが、次に泊まる機会があれば是非この本館を利用してみたい。

本館1階エレベーターホール

基本情報

運営

フジサンケイグループの株式会社グランビスタ ホテル&リゾートが運営している。国際観光ホテル整備法に基づく政府登録ホテル。日本ホテル協会に加盟。

客室

特別フロア「グランドイングランド 」、ミドルクラスの「コンフォート」、ベーシックな「スタンダード」の3クラスに分かれている。

【グランドイングランド】(すべて本館)

名称 面積 ベッドサイズ 数
インテリジェンスダブル 39㎡ 183×203cm 1台
ガーデンビューデラックスダブル 50㎡ 183×203cm 1台
スーパーバスデラックスダブル 50㎡ 200×203cm 1台
スーパーバスデラックスダブル(円形バス) 50㎡ 200×203cm 1台
ウェルビーイングデラックスツイン 54㎡ 122×202cm 2台
ジュニアスイートキングサイズダブル 60㎡ 200×203cm 1台
ジュニアスイート 67㎡ 122×203cm 2台
スーパースイート 162㎡ 142×202cm 2台

【コンフォート】(すべて東館)

名称 面積 ベッドサイズ 数
コンフォートライトコートダブル 22㎡ 150×203cm 1台
コンフォートライトコートツイン 22㎡ 110×203cm 2台
コンフォートダブル 22㎡ 150×203cm 1台
コンフォートスーペリアツイン 29㎡ 120×203cm 2台
コンフォートハリウッドツイン 29㎡ 120×203cm 2台
コンフォートラージハリウッドツイン 39㎡ 120×203cm 2台
コンフォートラージツイン 39㎡ 120×203cm 2台
コンフォートデラックスダブル 40㎡ 200×203cm 1台
コンフォートコーナーツイン 40㎡ 120×205cm 2台
コンフォートプレミアキングダブル 44㎡ 200×205cm 1台
コンフォート和リビング 62㎡ 120×205cm 2台
コンフォートコネクティング 70㎡ 120×203cm 4台
コンフォートフロアジュニアスイート 59~66㎡ 120×203cm 2台
コンフォートフロアスイート 98㎡ 120×203cm 2台

【スタンダード】

名称 面積 ベッドサイズ 数
スタンダードシングル(本館) 21㎡ 120×195cm 1台
スタンダードダブル(本館) 21㎡ 160×195cm 1台
スタンダードスーペリアダブル(本館) 26㎡ 120×203cm 2台
スタンダードスーペリアツイン(本館) 27㎡ 110×205cm 2台
スタンダードライトコートダブル(東館) 20㎡ 150×195cm 1台
スタンダードライトコートツイン(東館) 22~26㎡ 120×195cm 2台
スタンダードコーナーキングダブル(東館) 40㎡ 200×205cm 1台
スタンダードコーナーツイン(東館) 40㎡ 120×205cm 2台
スタンダードラージツイン(東館) 40㎡ 120×203cm 2台
スタンダードデラックスツイン(東館) 44㎡ 120×205cm 2台
スタンダードファミリー(東館) 62㎡ 120×205cm 2台
スタンダードコネクティング(東館) 70㎡ 120×205cm 4台
スタンダードアニバーサリーダブル(東館) 62㎡ 200×205cm 1台
スタンダードユニバーサル(東館) 62㎡ 120×205cm 2台
スタンダードコーナーデラックスツイン(東館) 62㎡ 120×205cm 2台
スタンダードツイン(別館) 29㎡ 110×200cm 2台
スタンダードトリプル(別館) 41㎡ 110×200cm 3台
スタンダードファミリー(別館) 53㎡ 120×200cm 4台

料飲施設

7箇所のレストラン・バーがある。なお、2021年7月現在、感染症対策のため一部施設が営業を休止している。

店舗名 ジャンル 特徴
ノーザンテラスダイナー 西洋料理 スタイリッシュなオールデイダイニング
チャイニーズダイニング黄鶴 中国料理 ニューヨークスタイルの店内で新感覚の創作料理
ガーデンダイニング環樂 日本料理 日本庭園を見ながら旬の味覚を盛り込んだ和食を堪能
北海道ダイニング ビッグジョッキ ビアレストラン 工場直送の生ビールと北海道の海の幸・山の幸
ラウンジ・バー オールドサルーン1934 ラウンジ・バー 1930年代アメリカ東海岸のスタイルを再現
バー キャラベル バー 大航海時代の帆船のキャビンがモチーフのバー
ロビーラウンジ ミザール ラウンジ メインロビーに隣接した優雅な空間
ロビーラウンジ ミザール

その他施設

宴会場
多目的ホール
ギャラリー
メモリアルライブラリー&ビジネスセンター
授乳室
ベーカリーショップ「ザ・ベーカリー&ペイストリー」
スターバックス(テナント)
グランドアーケード(テナントショップ)

ザ・ベーカリー&ペイストリー

スターバックス

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