【2020年9月】宿泊記:シェラトン都ホテル大阪

大阪市にあるシティホテル、「シェラトン都ホテル大阪」に宿泊しました。今回は一番廉価な「プレミアムシングル」を利用。客室の紹介やコロナ感染対策下での朝食の様子など、詳しくお伝えします。

基本情報

「シェラトン都ホテル大阪」は、大阪市天王寺区、近鉄大阪上本町駅に隣接するホテル。近鉄系の「都ホテルズ&リゾーツ」チェーン及び「マリオット・インターナショナル」が展開する「シェラトン」ブランドのシティホテルだ。

名称 シェラトン都ホテル大阪
Sheraton Miyako Hotel Osaka
所在地 大阪市天王寺区上本町6-1-55
電話番号 06-6773-1111

ホテル公式サイト

客室数は578室。コンセプトが異なる「コンフォートフロア」、「シェラトンフロア」、「プレミアムフロア」、「シェラトンクラブフロア」のルームタイプに分かれている。似たような名称のルームが各フロアに分かれており、やや分かりにくい印象。

表1 客室一覧

名称 面積 ベッドサイズ 数
コンフォートダブル 18~22㎡ 140×200cm 1台
コンフォートツイン 24㎡ 110×200cm 2台
コンフォートプレミアムツイン 31㎡ 120×200cm 2台
コンフォートプレミアムトリプル 31㎡ 120×200cm 3台
プレミアムシングル 18㎡ 120×200cm 1台
プレミアムダブル 24㎡ 150×200cm 1台
プレミアムキング 27㎡ 180×200cm 1台
プレミアムシェラトンスーパーキング 31㎡ 200×200cm 1台
プレミアムツイン 31㎡ 120×200cm 2台
プレミアムスタンダードダブル 24㎡ 180×200cm 1台
プレミアムデラックスダブル 31㎡ 200×200cm 1台
プレミアム デラックスツイン 31㎡ 120×200cm 2台
シェラトンジュニアスイート 45㎡ 120×200cm 2台
プレミアムシェラトンスイート 62㎡ 150×200cm 2台
ロイヤルスイート 121㎡ 150×200cm 2台
インペリアルスイート 133㎡ 150×200cm 2台

チェックイン時刻は15:00、チェックアウト時刻は12:00。なお、喫煙所を除き全館禁煙となっている。

建物は地上21階、地下1階建てで、近鉄上本町駅に隣接している。日本を代表する建築家の1人である村野藤吾氏の最晩年の作品で、1985年に竣工、「都ホテル大阪」として開業した。

建物全景

1階はエントランスホール、2階はフロントデスクや料飲施設、売店など、3~5階及び20・21階には料飲施設、宴会場等があり、客室は6~19階となっている。地下にはフィットネスセンターとテナント飲食店が入っている。

館内案内
3階の宴会場フロア

エントランス・ロビー

近鉄上本町駅の地上改札口を出て右手、13番出口がホテル連絡口となっている。構内案内サインに表示されており分かりやすい。なお、地下でも通路がつながっている。

13番出口

駅舎を出るとすぐにバス乗り場があり、横の通路を通って行く。ものの数秒でホテルのエントランスが見えてきた。このような高級ホテルは立派な車寄せがある一方徒歩通路は分かりにくいことがあるが、さすが駅直結ホテルだけあって分かりやすく設計されている。

ホテルへの通路
エンブレム

エントランスはドアマン不在で無人。エントランスホールにあるデスクも不在でやや寂しい。コロナ対策の影響であろうか。

エントランス
デスク

エントランスロビーは落ち着いた色合いで、これぞ”高級ホテル”といった雰囲気。上のフロアを突き抜ける重厚な柱と曲線を活用した吹き抜けフロアが印象的。

エントランスロビー

おなじみ”S”マークのエンブレムをあしらったモニュメントのようなオブジェが美しい。

オブジェ

チェックイン

フロントデスクは2階。エスカレーターとエレベーターで結ばれている。

フロントデスク案内
2階へのエスカレーター

エスカレーターで2階に昇り、左に回り込んだ奥にフロントデスクがある。手前にはベルデスクがあるがこちらも無人。

奥にフロントデスク

フロントデスクは空いており、すぐにチェックイン開始となった。カウンターはもちろんコロナ対策がされている。非接触式の体温計で検温。続いて通常のチェックイン手続きを行う。

キーケースに入ったカードキーと朝食券を受け取りチェックイン終了。

カードキー

さっそくエレベーターホールに向かう。8連の円筒照明がモダンで面白い。

エレベーターホール

客室

アサインされた部屋は16階の1661号室。廊下はベージュ・ブラウン系の落ち着いた色合い。この階は「シェラトンフロア」で、同ホテルではスタンダードなクラス。なお、今回利用した部屋は”プレミアム”を冠しているが、改装された「プレミアムフロア」ではない。

16階の廊下

客室内はオーソドックスな雰囲気。客室面積は18㎡で、このクラスのシングルとしては標準的な広さ。

プレミアムシングル客室

特徴的なのは窓で、波打っている外観から分かるように半出窓状となっており、足元には空調の吹き出し口が置かれている。

窓際

清掃が行き届いており壁紙に目立った汚れもない。

クローゼット・荷物置き場

室内に入るすぐ右手には開き戸付きのクローゼットがある。バスローブや荷物置き、アイロンとアイロン台、スリッパなどが収納されている。ハンガーの数はバスローブ分を除き10本。

入口付近
クローゼット
クローゼット収納品

デスク・テーブル

ライティングデスク兼用のサイドボードテーブルには、茶器やテレビなど様々な物が置かれている。

サイドボードテーブル

窓際には小さな丸テーブルとひじ掛け付きの座り心地の良いソファチェアがある。その横には空気清浄機も置かれている。

テーブルとソファチェア

ベッド

ベッドは120×200cmの標準的なシングルベッド。ブランドは未確認。デュベスタイルでベッドスローは省略されている。枕は硬め・柔らかめの2種類。

ベッド

ベッドサイドテーブルは小さめのもの。スタンド照明と空調・照明スイッチ、ワイヤレス充電器兼用の時計、電話機、メモパッドが備えられている。残念ながら枕元周辺には使用可能な電源コンセントは無い。

ベッドサイドテーブル

なお、部屋着はサイドボードテーブル引き出し内に入っている。

茶器

茶器はテーブル上のトレイの中にまとめられている。ライティングデスク側にはUCCのカプセル式ドリップポッドとペットボトル水が置かれている。いずれも無料。

茶器
ドリンクアメニティ
UCCドリップポッド
カプセル

冷蔵庫はテーブル下の扉の中にある。ミニバーになっており、商品は写真の通り。横のチェスト内に伝票がある。

冷蔵庫

ミニバー
ミニバー伝票

テレビ

テレビはパナソニック製(24インチ?)が1台。ベッドの正面にあり寝ながらテレビを見ることができる。

テレビ

テレビのチャンネルは地上波とBS放送、ラジオが楽しめる。

テレビチャンネルガイド

空調

空調は全館集中方式。スイッチで入り切りと3段階の風量が選べるが、冷房か暖房か、及び設定温度等は個別に変更できない。なお、前述したように空気清浄機が備えられている。

空調・照明スイッチ

空調吹き出し口は前述の通り窓際の下部にある。これは開業当初からの仕様であろうが、合理的とは言えない気がする。

バスルーム

バスルームは洗面台、トイレ同室のTOTO製3点ユニット。

バスルーム

洗面台はシックな色合いのアンダーカウンター式。隣にTOTOのシャワートイレ「ウォシュレット」がある。

洗面台
シャワートイレ

バスは小さめの浴槽付き。シャワーは混合水栓のハンドシャワー。

浴槽
シャワー

バスアメニティは持ち帰り可能なミニボトル。シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、ローション及び固形ソープは、シェラトンオリジナルブランドの「le grand bain」。

バスアメニティ

タオルはバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルが各2~3枚用意されている。

タオル

ドライヤーは可搬式のものが布袋に入っている。なお、バスルーム内に電話機やテレビは設置されていない。

インフォメーション

ホテルの施設・サービス案内や約款が綴られたインフォメーションブックはライティングデスクの引き出しの中に備えられている。立派なレザー製のバインダーだ。

インフォメーションブック

これとは別に、テレビの前にはシェラトンマークの入った小さ目のレザーフォルダーが置かれている。中には英文の説明書と朝食ルームサービスの注文票が入っていた。

レザーフォルダー
フォルダーの中

ステーショナリー

レターセットは室内に備えられていないが、フロントにリクエストするとスタッフが部屋に持ってきてくれる。

便せんと封筒

ベッドサイドテーブルの電話機の前にはメモとボールペンがある。

メモパッド

ルームサービス

ルームサービスは通常6:30~24:00の営業であるが、本記事執筆時点ではコロナ対策として7:00~22:00に営業時間が短縮されている。

7:00~10:00はブレックファストメニュー。アメリカンとコンチネンタルの2種類がある。

11:00~22:00は軽食とドリンクのみのメニュー。

ルームサービスメニュー

ランドリーサービス

有料のランドリーサービスがある。ランドリーバッグと注文票はサイドボードテーブル引き出し内にある。

ランドリーサービス

その他の備品・設備

その他の備品・設備として、サイドボードテーブル引き出し内に金庫が、ライティングデスク上には電源コンセント・USBポートが設置されている。なお、金庫内部にも電源コンセントがあり、収納しながら充電も可能。また、無料Wi-Fiのサービスがある。

金庫
USBポート(裏に電源コンセント)

眺望

今回宿泊した1661号室は南側に窓がある。目の前には白い近鉄本社ビルが見える。

部屋からの眺望

レストラン・バー

館内の料飲施設は6ヶ所ある。

表2 料飲施設一覧

店舗名 ジャンル 営業時間
eu(ゆう) レストラン&ラウンジ 7:00-10:00/11:30-14:30/17:00-21:00(ラウンジは10:00-22:00)
eu(ゆう) バー 17:00-23:00
四川 中国料理 11:30-14:30/17:00-21:00
うえまち 日本料理 7:00-10:00/11:30-14:30/17:00-21:00
トップ オブ ミヤコ バイキング&カクテルラウンジ 11:30-15:00/17:30-21:00(カクテルラウンジは17:00-23:00)※休業中
カフェベル カフェ&グルメショップ 9:00-19:00

レストラン eu(ゆう)

フロントデスクと同フロアの2階にあるレストラン&ラウンジ。朝食会場はこちら。

レストランeu(ゆう)入口

バー eu(ゆう)

同じく2階にあるバー。同名のレストランと隣接しており、同一の店舗といっても良いだろう。

バーeu(ゆう)入口

夜、一息つくためにビールを頂いた。大阪の地ビール「箕面ビール」のスタウトを瓶で頂く。フードメニューはオーダーストップであったため、付属のミックスナッツで一杯。

箕面ビールスタウト

中国料理 四川

3階にある四川料理レストラン。コースからアラカルトまでメニューがそろっている。1人で利用できる気軽なディナーコースもある(4,600円~)。

中国料理 四川入口

日本料理 うえまち

同じく3階にある日本料理レストラン。こちらは朝食営業も行っている。

日本料理 うえまち入口

トップ オブ ミヤコ

最上階の21階にあるバイキング&カクテルラウンジ。こちらはコロナ対策として2020年9月現在休業中。

カフェベル

中2階にあるカフェ&グルメショップ。ホテルメイドのパンやケーキなどを頂ける。テイクアウトも可。

カフェベル入口

その他の施設

その他の施設として、2階ロビーフロアには書籍・土産物を扱う「改造社書店」、地下1階には24時間営業のフィットネスセンター、5階にはプール・サウナなどを備えた会員制ヘルスクラブなどがある。

朝食

朝食会場は前述の通り2階の「eu(ゆう)」。通常はブッフェだが感染症対策としてセットメニューが提供される。

入口で朝食券を呈示し、スタッフの案内で席に着く。

朝食券
店内の様子

メニューはアメリカンブレックファストとモーニングカレーセットを選べる。オーソドックスに前者を選択。

ドリンクと卵料理はメニューにある通り選択制で、スタッフにオーダーする。なお、料理のおかわりリクエストは可能。

メニュー

最初にサラダ、スープ、パン、ジュースなどが運ばれてきた。サラダを最初に頂いた後、メイン料理が来る。卵料理はスクランブルエッグを選択。これが絶品でとても美味しい。

料理

他の卵料理も食べてみたくなり、オムレツのおかわりをオーダーする。フルサイズでは食べ過ぎになってしまうので、半分のサイズでお願いしてみた。

おかわりのオムレツ

最後にコーヒーを頂き、満足した所で店を出た。

チェックアウト

チェックアウトは12時なので、しばらく部屋でゆっくりする。

この日の予定を決めた所で、10時20分頃チェックアウト。宿泊代金は予約時に支払い済みなので、すぐに手続きは完了した。

感想

「シェラトン」ブランドのホテルは、同じ近鉄系の「シェラトン都ホテル東京」に続いての宿泊であった。

日本でも知名度があるブランドで、一応”高級ホテル”のカテゴリに入っているが、サービスのレベルとしては、高級ビジネスホテルのやや上という印象である。

特に、ホテルスタッフの少なさが気になった。本来、装置産業であり労働集約型産業であるホテル業は、設備の質とともにスタッフのサービスが大きな”売り”であるが、昨今の人手不足と、ここにきての新型コロナウイルスの影響により、省力化が避けて通れない課題なのであろう。これからの時代の高級ホテルの方向性の一つをみた感じがする。

また、築35年を経過した設備の古さも否めない。特に空調関係は完全に時代遅れである。建て替えの期待がある一方、村野藤吾氏の遺作と言われるこの建物を残してほしいという思いもある。

とはいえ、駅に近く比較的安い料金で手軽に泊まれる便利なホテルなので、機会があればまた利用してみたい。

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