上海乗り継ぎビジネスクラスでバンコクへ。上海からバンコクへは上海航空の利用となりました。
なお搭乗時の動画はYouTubeにアップしておりますのであわせてご覧ください。
項目 | フライト | 航空会社 | 上海航空(Shanghai Airlines) | 便名 | FM855 | 発地 | 上海浦東国際空港(PVG) | 着地 | スワンナプーム国際空港(BKK) | 機種 | B737-800 | 機体記号 | B-5368 | 出発時刻 | 予定13:45 実際13:39 | 到着時刻 | 予定17:50 実際17:50 | 所要時間 | 3時間28分 | 搭乗クラス | ビジネス | 座席番号 | 7L |
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上海浦東空港での国際線乗り継ぎ
羽田からの飛行機を降りて、”Transfer”の文字を目掛けて進む。スムーズな乗り継ぎができるかどうかやや不安であるが、まだバンコク行きの出発時刻まで2時間以上あるので大丈夫だろう。
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イミグレの横にトランスファーゲートがあった。入国審査を待つ行列とは対照的に、乗り継ぎ客は数える程度。かなり混雑するという情報もあっただけに拍子抜けした。
パスポートと羽田で発券されたバンコク行きの搭乗券を改札ゲートに読み込ませてゲートを通過する。その際、専用のステッカーを腕に貼るよう指示された。
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保安検査でやや並ぶも、無事に出発エリアにワープ完了。乗り継ぎにかかった所要時間は僅か15分であった。
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ラウンジ
さて、バンコク行きの搭乗開始時刻まで1時間半あるので、ラウンジでゆっくりと休むことにする。指定ラウンジは中国東方航空の36番VIPラウンジ。
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デルタやチャイナエアなど、おなじみのスカイチームのキャリアの他に、JALの指定ラウンジにもなっている。
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店内は4~5階の2層になっており、エントランスフロアの4階はフードエリア、エスカレーターを昇った5階は主に休息エリアだ。
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まずはフードエリアを覗いてみる。一番奥にオープンキッチンがあり、料理がずらりと並んでいた。
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ホットミールはまずまずの品ぞろえ。味は可もなく不可もなく。
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ヌードルコーナーもある。オーダーによりスタッフが調理してくれる。
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5階へのエスカレーター昇り口は入口付近にある。
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シャワーや更衣室もある。
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5階の休息エリアは空いていた。椅子毎に電源コンセントがありスマホなどの充電ができる。
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こちらにもフードコーナーがあるが、サンドイッチなどの軽食やドリンクのみの提供。
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搭乗
ラウンジを出て搭乗口の16番ゲートに向かう。搭乗時刻13時の10分くらい前に着いたが、まだ搭乗が始まる気配はない。
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ガラス越しに外を見ても16番スポットには上海航空の機体が無い。これは大幅な遅延なのかと覚悟したが、意外にも13時少し前に搭乗開始となった。
目的の上海航空機は隣の15番スポットにいた。機種は小型のB737-800、機体記号はB-5368。2008年導入の上海航空生え抜きの機体だ。
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15番搭乗口はフロアマップ上では国内線のエリアにある。したがって国際線側には専用のゲートが無く16番と兼用なのであろう。
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ビジネスクラスは前方2列の8席のみ。小部屋のような雰囲気だ。今回は2列目右窓側の7Lをチョイス。それにしても最前列の席番が6なのは何故だろう。普通は1番から始まるでしょう。
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シートは古さが否めず、個人モニターも電源コンセントも無い。経年16年の機体だが一度も改装されていないのだろう。しかしシートピッチは大きく足元はそれなりの広さがある。
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リクライニング角度は今一つ。最大に倒してもこの程度。
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着席すると、おしぼりとドリンクのサービスがあった。
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出発前に機内食のオーダー。ディナー/ランチの時間帯でメインはビーフステーキ、照り焼きチキン、蟹粉蝦仁麺から選択となる。がっつり肉を食べたかったのでビーフステーキをチョイスした。ちなみにメニューは半月ごとに変わる。
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13:34ドアクローズ、13:39プッシュバック開始。定刻よりも6分早い出発だ。8席あるビジネスクラスは自分を含め7人の搭乗、幸運にも隣は空席で楽々のフライトとなった。
機内食
安定飛行に入ると、まずはドリンクと菓子がサーブされる。菓子はミックスナッツとドライフルーツで、これは先ほど搭乗した東方航空の羽田上海便と同じ。
続いてお楽しみの機内食がサーブされた。肉は柔らかくソースも美味しい。これは当たりの機内食だ。
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パンのサービスもあるが、朝から食事の連続で満腹状態が続いていたためお断りした。
さて食事も終わり、あとはバンコクの到着を待つのみ。個人モニターが無いので機内エンタメを存分に楽しむことはできないが、共用モニターでは中国語のテレビ放送(おそらく録画)が流されている。
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到着
中国とタイの間には1時間の時差がある。タイ時間の17:55頃に着陸に向けて降下開始。順調にいけば定刻よりも早い到着が期待できる。
しかし、スワンナプーム空港へは南側からのアプローチとなり、やや迂回しながら一旦海上にでてから大きく右旋回、少し時間がかかって17:40にRWY02Lに着陸した。
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17:50、早着の期待むなしく定刻ぴったりにE10番スポットに到着した。巨大なスワンナプームの一番先っぽの搭乗口で、イミグレまで延々と歩かされることになる。これなら沖止めでバス移動の方がはるかに楽だ。
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この後の行程を考えると一刻も早く先に進みたい。心配されたイミグレの混雑も無く、飛行機を降りてから15分ほどでタイに入国することができた。
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