ビエンチャンからバンコクへの帰路は、タイ国際航空を利用しました。この路線は2019年7月にも搭乗しましたが、今回は約4年振りの利用となりました。ビエンチャン・ワットタイ国際空港の様子も変わっていますので、ラウンジも含めて詳しくお伝えします。
なお搭乗時の動画はYouTubeにアップしておりますのであわせてご覧ください。
項目 | フライト | 航空会社 | タイ国際航空(Thai Airways International) | 便名 | TG575 | 発地 | ワットタイ国際空港(VTE) | 着地 | スワンナプーム国際空港(BKK) | 機種 | A320-200 | 機体記号 | HS-TXK | 出発時刻 | 予定20:30 実際21:21 | 到着時刻 | 予定21:40 実際22:25 | 所要時間 | 1時間04分 | 搭乗クラス | エコノミー | 座席番号 | 35K |
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チェックイン
ワットタイ国際空港は、ラオスの首都ビエンチャンの玄関口であり、同国最大規模の空港である。国際線は隣国タイやベトナム、中国などの他に韓国やシンガポールにも就航しているが、今回利用したスワンナプーム空港を結ぶ路線は、2023年11月現在、タイ国際航空とラオス国営航空の2社が就航し、便数も最多を誇っている。
宿泊したラオ プラザ ホテルの送迎車で空港に着いたのは18時を過ぎた所。陽も落ちてすっかり暗くなっていた。
既にTG575便スワンナプーム行きのチェックインは始まっていた。エコノミークラスのカウンターは長い列ができていたが、いつもの通りSFCの特典を活かして優先チェックインカウンターで手続きを行う。
すぐにチェックイン完了。キャリーバッグを預けて身軽になったところで、ターミナルビル内を散策する。
コロナ前から相変わらず照明が薄暗いが、4年前には無かった店もできているようだ。特に飲食施設が大分充実したような感じがする。
土産物屋も覗いてみる。冷やかしのつもりであったが、店員さんが熱心に商品の説明をしてくれたためそのまま何も買わずに店を出るのも気が引けるので、街中よりも値段高めであったがTシャツを1枚購入した。
保安検査と出国審査を通過し搭乗エリアに向かう。こちらも新しい店舗ができており、以前は殺風景であった待合スペースも居心地がよくなっていた。
こんなオシャレなカフェも登場。随分賑わっていた。
ビアラオの巨大な電照看板が目立っている。街中の至る所にある黄色いビアラオ看板であるが、この空港にも多い。ラオス随一の名産品として国を挙げて”推し”ているのであろうか。
ラウンジ
さて、お楽しみのラウンジに向かう。場所は4年前と同じく搭乗エリアの一番奥にある。
室内の広さは以前と同じだが、配置が変わっていた。実はこのバンコクービエンチャン線を含むタイ国際航空の一部の短距離路線は、少し前までの一定期間、系列の「タイ・スマイル」による運行であったが、同社は正式なスターアライアンスメンバーでは無かったため、SFCなどのスターアライアンスゴールドメンバーの特典利用には制限があったようだ。タイ国際航空の路線として復帰していなければ、このラウンジの利用もできなかったかもしれない。
フード類はホットミールは無く軽食のみというのは4年前と同じ。ただし料理のバラエティは豊富になっているように感じた。
ビアラオも飲み放題。
搭乗
搭乗券に記載された搭乗予定時刻は19:50。そろそろと思いラウンジを出るが、搭乗が開始されるような様子は全くない。フライトレコーダー24で調べてみると、スワンナプームからこちらに向かっているTG574便が約1時間も遅れているようだ。この便は昔から遅延が多いが、何かトラブルでもあったのであろうか。
しばらくすると、TG575便の搭乗開始は20:50になるとのアナウンスがあった。搭乗口の案内ボードもその旨表示されている。
20:58、ようやく優先搭乗が開始された。ボーディングブリッジから闇夜に浮かぶA320-200が見える。
機体記号はHS-TXK。タイ・スマイル生え抜きの機体で機齢は10年。路線の移管とともにタイ国際航空に所属が変更された。
21:21、51分遅れでプッシュバック開始。派手に光る中国系ホテルのライトアップに見送られ、RWY31から離陸した。
機内食
わずか1時間程度の短距離フライトであるが、ベルト着用サインが消えるとすぐに機内食のサーブが始まる。4年前に乗った時はブリトーとアーモンドチョコケーキであったが、今回はしっかりとしたホットミールが提供された。
食事の後はドリンクサービスとなる。限られた時間の中でサービスを提供するCAさんは大忙し。少し気の毒に感じた。
到着
束の間の安定飛行も終わり、スワンナプームに向けて降下開始。見慣れた夜景を見ながらそのまま北からRWY19Lに滑り込んだ。
22:25、C9スポットに到着。45分の遅れであった。ターミナルの端っこから延々と歩かされたが、心配した入国審査場の混雑も無く、降機から20分ほどで預け荷物をピックアップしターミナル到着コンコースに出ることができた。
お知らせ
この日はバンコク市内のホテル、ランカスターバンコクに宿泊しました。朝食や部屋の様子は姉妹サイトにて詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
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