【2019年3月】航空搭乗記:中国国際航空 名古屋→北京→バンコク(その2)

名古屋から北京首都国際空港に到着し、バンコク行きの乗り継ぎを行った模様をお伝えします。

【2019年3月】航空搭乗記:中国国際航空 名古屋→北京→バンコク(その1)
中国国際航空(エアチャイナ)でバンコクに向かいました。中部国際空港の「サクララウンジ」の様子もお伝えします。フライトデータ項目データ航空会社中国国際航空(Air China)便名CA160発地中部国際空港(NGO)着地北京首都国際空港(PEK)機種B737-800機体記号B-5175出発時刻予定8:45 実際8:39到着時刻予定11:05 実際11:09所要時間3時間30分搭乗クラスエコノミー座席番号13Lはじめに私にとって「空港ラウンジ」という場所は、”選ばれし者”のみが立ち入ることを許される、いわゆる聖域であった。そんな場所にあこがれて、数年前に”修行”を行い、念願かなってANAの上級会員...

フライトデータ

項目 データ
航空会社 中国国際航空(Air China)
便名 CA959
発地 北京首都国際空港(PEK)
着地 スワンナプーム国際空港(BKK)
機種 A330-300
機体記号 B-8385
出発時刻 予定13:40 実際13:57
到着時刻 予定18:05 実際18:49
所要時間 5時間52分
搭乗クラス エコノミー
座席番号 45A

チェックイン

名古屋から北京経由バンコクへの旅。北京首都国際空港に降り立ち、国際線の乗り継ぎゲートに到着。ここは少し分かりずらい場所にある。ゲートをくぐるとすぐにパスポートと搭乗券のチェック。これは機械により自動化されている。全く混雑していないので、すぐに完了した。

国際線乗り継ぎゲート

階段を下ると保安検査場。ここはやや混雑していた。ここでもパスポートのチェックがあり、顔写真を撮られる。係員が大きな声で叫んでいるので非常に騒がしい。通過するのに15分程度かかった。

ターミナル3Eエリア

保安検査場を抜けると、見慣れたターミナル3E搭乗エリアに出る。ここまでくれば、あとは時間になったら搭乗ゲートに行くだけなので安心だ。

中国国際航空ラウンジ

バンコク行きCA959便の搭乗開始時刻は13:10。まだ1時間以上あるので、ラウンジで一休みする。スターアライアンスメンバーの中国国際航空を利用しているので、ANA上級会員は同社のビジネスクラスラウンジが利用できる。

ラウンジ案内
ラウンジ階へ
入口

入口で搭乗券を提示する。ANAのマイレージ番号が登録済みなので、ラウンジカードの呈示は求められなかった。

Wi-Fiを使う場合は、入口すぐ左にあるパスワード発行機に搭乗券をスキャンさせ、パスワード券を発行してもらう。

Wi-Fiパスワード発行機
ラウンジ内

このラウンジはホットミールが非常に充実していた。以前、上海浦東空港のラウンジも利用したことがあるが、中国国際航空のラウンジは食事に力を入れている印象がある。

ちょうど昼食の時間帯だったせいか、やや混雑していて、座る場所の確保に苦労した。

ホットミール
お茶の種類も豊富
軽く頂く

搭乗

さて、もうすぐ搭乗開始時間になるので搭乗ゲートE16に向かう。Y字状に並ぶ搭乗ゲートの先っぽの部分にあるのでゲートに着くまで時間がかかった。

E16ゲートに向かう
E16ゲート
CA959便

13:00頃から搭乗が開始された。このフライトも窓側なので早めに乗り込むことにする。ここで気になったのが搭乗順位が曖昧な点。優先搭乗の案内は特になく、ゲートの係員はただ並んだ乗客の搭乗券をちぎるだけ。

機内に入ると客室乗務員が笑顔であいさつしてくれた。機材はエアバスA330-300、機体記号はB-8385。まだ経年1年7ヶ月の新しい機体だ。大きなディスプレイの機内エンターテイメントが装備されている。ちなみに当便の機内誌は中国国際航空オリジナルの「中国の翼」。

機内

定刻より17分遅れの13:57出発。ただ、離陸まで非常に時間がかかった。混雑する空港として名高いが、今日はこのあとバンコクで泊まるだけなので、何時になってもとりあえず飛んでくれれば御の字である。

タキシング

14:33、中央滑走路南側(36R)から離陸。滑走路端で一旦停止するスタンディングテイクオフ。加速感が味わえるので個人的にはローリングテイクオフよりこちらの方が好き。

しばらくして機首を南に向け、中国大陸上空を南下する。さすが新しい機体だけあって、機内エンタメのフライト情報は、現在の飛行状態が様々な角度から確認できるので楽しい。

機内はほぼ満席で、大多数が中国人と思われる。機内放送は中国語のほかにタイ語も。

離陸から約1時間後に機内食が配布された。チキンと魚の2種類で、魚を選択。白身魚フライのあんかけは旨かったが、残念ながらご飯の味はいまいち。中国で食べる白飯はあまりおいしくないが、おそらく水質と炊き方の問題かと思う。パンの方は普通に美味しかった。

機内食

フライト情報によると、高度は11,000m前後で、速度は720~830km/h前後で飛行している。武漢・桂林・ハノイ・ビエンチャン上空を通過し順調に飛行を続けるが、バンコクに近づいたところで、O字やS字の迂回飛行。スワンナプーム空港が混雑しているのだろうか。

もうすぐ着陸

ようやく着陸態勢となり、18:43、西側滑走路北部に(19R)着陸。18:49定刻より44分遅れてE7スポットに到着した。

感想

久々の中国国際航空の旅を楽しんだ。他の方の搭乗記などを読むと、サービス内容に対する厳しい評価があるが、前述したように私としてはそれほど悪い印象は無い。機内サービスは運賃の安さを考慮すれば十分すぎる位である。ただ、地上スタッフの仕事のレベルにはやや疑問符が付く。

利用に際して注意すべき点といえば、やはり空港の混雑や気象状況等による遅延リスクであろう。航空情報会社「OAG Aviation Worldwide Limited」が公表している2018年定時運航順守率データ「OAG Punctuality League 2019」によると、同社の2018年定時運航順守率は68.84%となっており、ANA(84.43%)やJAL(83.99%)などに比べるとかなり低い数値となっている。このことから、特にシビアな行程の場合は注意が必要であると思う。余裕を持った旅のプランニングが求められる。

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コメント

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