国鉄/JR 戸倉駅

戸倉

とぐら

Togura

長野県埴科郡戸倉町(現 千曲市)

この地に鉄道が開通してから23年後の1912年(明治45年)、戸倉・上山田温泉に訪れる湯治客の便を図るため、地元の強い要望により駅が設置された。戸倉は北国街道の宿場として賑わったが、鉄道開通で坂城、屋代に駅ができると寂れる一方であったことから、その復興のため温泉開発と駅の設置に大変期待がかけられていたことがうかがえる。

信越本線の主要駅として、ほとんどの特急・急行列車が停車した。このため近隣の駅に先駆けて1970年代にはみどりの窓口が設置されていた。北陸新幹線長野開業により当駅もしなの鉄道に移管、優等列車が消えるとともに、時代の変化もあり温泉街も衰退に向かうことになる。

貨物営業は1973年(昭和48年)7月に廃止となったが、駅の東側にあった採石場まで引込線が延びていた(しなの鉄道移管後は車両留置線として活用中)。

履歴情報

駅の開業・改廃

年月日事由駅名
1912-02-11開業戸倉
とぐら
1997-10-01移管(しなの鉄道)

線路名称・所属

信越本線高崎起点 96.3km

←高崎
坂城 (4.6km)

新潟→
(5.0km) 屋代

年月日所属
1912-02-11国有鉄道
1987-04-01東日本旅客鉄道
1997-10-01しなの鉄道

関連情報

関連駅

切符ギャラリー

入場券

[切符画像]
140円 1989-06-18

乗車券

[切符画像]
長野 小児 110円 1982-05-27
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