国鉄/JR 西上田駅

西上田

にしうえだ

Nishi-Ueda

長野県上田市

開業時の駅名は「北塩尻」。当時の地名は小県郡塩尻村であったが、既に中央線の塩尻駅が開業していたため、区別するためにこの駅名が名付けられた。通例では、重複駅名を避けるために旧国名、地域名、郡名などが冠称されるが、”本家”塩尻駅も同じ「信濃」、郡名の「小県(ちいさがた)」も難読のため、”本家”よりも北にあることから苦し紛れに名付けられたのであろう。塩尻村が上田市に編入されたのち、駅名も「西上田」という本来存在しない名前に改められた。

急行も停まらない中間の小駅であったが、1967年(昭和42年)に日本オイルターミナルの油槽所ができてからは貨物駅としての重要性が増した。一般の車扱貨物は1978年(昭和53年)9月に廃止されたが、石油輸送列車の発着が残り分割民営化でJR貨物が継承、運転取り扱いのため同社社員が配置され、旅客営業も委託されていた。

履歴情報

駅の開業・改廃

年月日事由駅名
1920-06-01開業北塩尻
きたしおじり
1956-04-10改称西上田
にしうえだ
1997-10-01移管(しなの鉄道)

線路名称・所属

信越本線高崎起点 85.7km

←高崎
上田 (4.4km)

新潟→
(6.0km) 坂城

年月日所属
1920-06-01国有鉄道
1987-04-01東日本旅客鉄道
1997-10-01しなの鉄道

関連情報

関連駅

切符ギャラリー

入場券

[切符画像]
140円 1989-09-15
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