長野電鉄 信州中野駅

信州中野

しんしゅうなかの

Shinshū-Nakano

長野県中野市

2025-03-15

ここ中野は、江戸期には周辺の幕府直轄地を支配する中野陣屋が置かれ、明治維新後には長野県の前身の一つである中野県の県庁所在地となるなど、北信濃の行政上の中心地として発展してきた。

1923年(大正12年)3月、河東鉄道第2期線(須坂~当駅)の開通に伴い設置。のちに木島及び湯田中まで線路が延び、その接続駅として重要な役割を果たしてきた。しかし、1960年代をピークに輸送人員は減少に転じ、2002年(平成14年)4月には当駅~木島間が廃線となった。

直営の有人駅で、出札窓口と自動券売機1台がある。かつては木造の地平駅舎で湯田中方に跨線橋があったが、1989年(平成元年)7月に全面的に改築され現在の姿となった。

改札口 2025-03-15

ホーム3面4線で保線用機械を留置する側線がある。西側の1番線はもと木島方面行のホームで、同方面廃線後は通常使用されていないが、長野方に出発信号機がある。

長野方構内 2025-03-15
湯田中方構内 2025-03-15
旧木島線ホーム 2025-03-15

履歴情報

駅の開業・改廃

年月日事由駅名
1923-03-26開業信州中野
しんしゅうなかの

路線・所属

長野線長野起点 25.6km

←長野
延徳 (2.3km)

湯田中→
(1.4km) 中野松川

年月日長野方 所属湯田中方 所属
1923-03-26河東鉄道
1926-09-30長野電鉄
1927-04-28長野電鉄

河東線(木島線)信州中野起点 0.0km

木島→
(1.6km) 中野北

年月日所属
1925-07-12河東鉄道
1926-09-30長野電鉄
2002-04-01(廃線)

切符ギャラリー

入場券

[切符画像]
140円 1991-01-20
[切符画像]
160円(ありがとう木島線記念入場券セットより) 2002-03-31
[切符画像]
170円 2025-03-15

乗車券

[切符画像]
東京都区内 4660円 1992-01-05
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