渚
なぎさ
Nagisa
長野県松本市
単式ホーム1面1線の無人駅。開業当初は「西松本」と称したが、隣の二代目西松本駅の開業と同時に現在の駅名に改称されたと思われる。
東京電力の安曇3ダム(稲核、水殿、奈川渡)建設資材輸送のため、1963年(昭和38年)、当駅に貨物側線が建設された。松本駅から国鉄D51形蒸気機関車による推進運転で当駅に到着、松本電気鉄道の電気機関車に付け替えられて新島々の貨物基地まで輸送された。1968年(昭和43年)には資材輸送はピークを迎えたが、ダム建設工事の終了に伴い1970年(昭和45年)1月に側線は撤去された。
履歴情報
駅の開業・改廃
年月日 | 事由 | 駅名 |
---|---|---|
1922-05-03 | 開業 | 西松本 にしまつもと |
1927-05-01 | 改称 | 渚 なぎさ |
注:改称年月日は推測。
路線・所属
上高地線 松本起点 1.1km
年月日 | 所属 |
---|---|
1922-05-03 | 筑摩鉄道 |
1922-10-31 | 筑摩電気鉄道 |
1932-12-02 | 松本電気鉄道 |
2011-04-01 | アルピコ交通 |