日本の鉄道

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【2019年10月】列車とバスを乗り継いで、西美濃 谷汲山の旅

暑さが残る10月最初の土曜日、岐阜県西美濃、西国第三十三満願霊場「谷汲山華厳寺」に列車とバスを使って訪れました。従前の「揖斐川町コミュニティバス」(9月30日限り廃止)に代わり、2019年10月1日運行開始となった「揖斐川町ふれあいバス 」の様子についてお伝えするとともに、廃線久しい名鉄谷汲線の思い出を巡ります。基本情報概要谷汲山への玄関口となる鉄道駅は、樽見鉄道の谷汲口駅または養老鉄道の揖斐駅。ここからバスに乗り継ぐことになる。両駅からは、2019年10月1日運行開始の定期路線バス「揖斐川町ふれあいバス 」(土日祝日)またはデマンド交通「揖斐川町はなももバス」(平日)を利用する。土日祝日土日...
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【2019年9月】長野電鉄「ゆけむり」号で行く、湯田中・渋温泉の旅(その2)

長野電鉄で行く、北信濃の名湯、湯田中温泉と渋温泉を巡る旅です。湯田中駅に隣接する日帰り温泉施設「楓の湯」と、風情ある渋温泉の様子をお伝えします。旅行記(続き)湯田中駅の様子湯田中駅は、長野電鉄山の内線(現長野線)の終着駅として1927年(昭和2年)に開業。湯田中・渋温泉郷と国際観光地「志賀高原」の玄関口として古くから賑わってきた。ホームでは、”スノーモンキー”で知られる地獄谷野猿公苑の猿のパネルが乗客を出迎えてくれる。地獄谷野猿公苑のパネル現駅舎は1955年に建てられた。木造だがモダンなファサードが目を引く。駅舎の左隣には、長電バス湯田中営業所が併設されている。駅前広場にはタクシーの営業所があ...
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【2019年9月】長野電鉄「ゆけむり」号で行く、湯田中・渋温泉の旅(その1)

元小田急ロマンスカーの長野電鉄「ゆけむり」号で北信濃をのんびりする旅をご紹介します。今回は土休日運転の観光案内列車「特急ゆけむり~のんびり号~」に初乗車。展望席から、線路・施設の様子をややマニアックな視点で観察してみました。基本情報概要長野電鉄長野線は、JRとの接続駅「長野駅」から、温泉の街「湯田中駅」を結ぶ延長33.2kmの鉄道路線である。沿線には、”蔵の街”須坂、栗菓子と北斎で有名な小布施など、北信濃を代表する観光地がある。また、終点湯田中は、”スノーモンキー”と呼ばれ世界的にも有名な、ニホンザルが温泉に入る「地獄谷野猿公苑」の玄関口となっており、外国人観光客も非常に多い。2005年には、...
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【2019年9月】列車とバスを乗り継いで、群馬の名湯 草津温泉の旅

列車とバスを乗り継いで温泉へ。昔ながらの旅のスタイルで今も活気付く、「にっぽんの温泉100選」ランキング1位、群馬県の草津温泉に行ってみました。気になる乗り継ぎの様子と、不動の人気を誇るその魅力を探ってみたいと思います。基本情報日本を代表する温泉場、草津温泉。年間約300万人もの観光客が訪れ、観光経済新聞社「にっぽんの温泉100選」ランキングにおいて16年連続で1位に輝いている。公共交通でのアクセスは、吾妻線長野原草津口駅で列車から路線バスに乗り継ぐ方法が代表的である。同駅へは上野駅から平日2往復、土休日3往復の直通特急列車が運転されている。長野原草津口駅から草津温泉バスターミナルまでの区間は...
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【2019年9月】鉄道搭乗記:小海線 星空観察列車 「HIGH RAIL 星空」号の旅

小海線の星空観察列車「HIGH RAIL(ハイレール) 星空」号に乗ってみました。昼間の景色を堪能する観光列車はいくつもあれど、夜が”売り”の観光列車は珍しい存在です。さて、どんな楽しみ方があるか、実際に乗ってみた時の様子を詳しくお伝えします。乗車データ項目データ事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)路線小海線列車番号8223D乗車駅小淵沢降車駅小諸出発時刻予定18:17 実際18:17到着時刻予定21:39 実際21:39所要時間3時間22分座席種別普通車指定席車両番号キハ112-711はじめに意外にも縁が深い”星と鉄道”。かつて国鉄・JRには星にちなんだ愛称を持つ列車が数多く運転されていた。金...
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【2019年8月】キハ47で行く 羽越本線海を見ながら各駅停車の旅

海が見える鉄道路線として名高い羽越本線。今回は、引退間近の国鉄型気動車”キハ47”形で、酒田から村上まで各駅停車の旅を楽しみました。乗ることができるのもあとわずか、昔懐かしい国鉄列車の旅の様子をお伝えします。基本情報羽越本線は、新潟県の新津と秋田を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線。関西、北陸方面と東北、北海道方面を結ぶ、”日本海縦貫線”の一部を構成する動脈だ。ほぼ全区間を日本海沿いに走り、特に、今回紹介する村上-酒田間は、国の名勝に指定されている「笹川流れ」をはじめとした、海を眺める絶景区間として名高い。この区間は、新潟と酒田・秋田を結ぶ特急「いなほ」号や週末を中心に運転される観光列...
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【2019年8月】陸羽西線「奥の細道・最上川ライン」の旅

山形県北部、最上地域と庄内地域を結ぶJR陸羽西線、愛称「奥の細道・最上川ライン」に乗ってみました。その名の通り、最上川沿いを列車が走る景色の良い路線です。今回は、起点の新庄駅から、羽越本線酒田駅まで普通列車に乗車しました。国鉄時代、急行列車が多数運転された”亜幹線”の時代を偲びつつ、松尾芭蕉が「五月雨を集めて早し最上川」と詠んだ、日本三大急流最上川を眺める車窓をご紹介します。併せて、酒田市の本間美術館に訪問してみましたので、その様子もお伝えします。基本情報陸羽西線は、奥羽本線新庄駅と羽越本線余目駅を結ぶ、延長43.0kmの鉄道路線である。運行事業者は東日本旅客鉄道(JR東日本)。小牛田-新庄間...
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【2019年8月】専用道のある路線バス、JRバス白棚線の旅

福島県中部、通称「中通り」の南部を走る、JRバス白棚線。廃線となった鉄道線路敷をバス専用道に転用していることで知られています。今回は、新白河駅から水郡線との接続駅、磐城棚倉駅まで、実際に乗ってみました。更に、磐城棚倉駅で水郡線に乗り換えて郡山まで向かいました。BRTのルーツともいえる「鉄道的バス」の様子を詳しくお伝えします。基本情報概要白棚線は、棚倉町祖父岡から磐城棚倉駅を経由し白河駅を結ぶ、ジェイアールバス関東のバス路線である。1944年(昭和19年)までは、国鉄白棚線として鉄路が走っていたが、太平洋戦争の激化に伴い、”不要不急路線”とされ資材供出の目的で鉄路は廃止されてしまった。戦後10年...
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【2019年8月】烏山線の蓄電池駆動電車「ACCUM」に乗ってみた

”電化”していない区間を走る”電車”。今までの常識ではありえなかった話が、現実のものになっています。今回、初めて蓄電池駆動電車に乗ってみました。場所は栃木県を走るJR烏山線。実際に乗ってみた時の様子を詳しくお伝えします。基本情報烏山線は、東北本線(宇都宮線)宝積寺駅を起点とし烏山駅まで結ぶ延長20.4kmの路線。運行事業者は東日本旅客鉄道(JR東日本)。今回乗車したのは、JR東日本の蓄電池駆動電車EV-E301系、愛称「ACCUM」(アキュム)。2019年8月現在、この烏山線だけで使われている車両だ。EV-E301系電車「ACCUM」2014年3月、日本初の営業用蓄電池電車としてここ烏山線に導...
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【2019年7月】北陸鉄道石川線、バスと列車を乗り継ぐ旅

バスとの連携が”宿命”づけられている鉄道、北陸鉄道石川線に乗車してみました。今回は、金沢駅からバスに乗車し、野町駅で列車に乗り継ぎました。バスから列車への乗り継ぎを含め、実際に乗ってみた様子を詳しくお伝えします。基本情報北陸鉄道は、金沢を拠点として鉄道、バスを運営する石川県を代表する交通事業者。現在は鉄道路線は2路線(石川線、浅野川線)計20.6kmのみとなっているが、最盛期には14路線147.6kmもの鉄道網を有していた。一方、バス事業は、現在は地域ごとに数社に分社化されてはいるが、グループでは依然として石川県内の路線バスをほぼ独占している。今回乗車した石川線は、金沢市の野町駅と白山市の鶴来...
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